sugarlessのMTGブログ

MTGへの愛は永遠に

現状pauper最強だと思うデッキ

前回 青黒アルケミー の紹介を行いました。

 

正直、回していてpauper最強デッキに一つと言ってしまってもいいくらいフィーリングがいいです。

 

自分自身がコントロールが好きだというのもあるのですが、どのデッキにも負けないポテンシャルと、安定性と、柔軟性があります。

他の青黒のバージョンも回してみようかと思ってはいますが、もうこれでいいんじゃないかというレベル。

このデッキの作成者はセンスありすぎます。

 

各マッチの所感を少しずつ述べていって、いかにメタに合致しているか伝わればと思います。

 

対青単デルバー

負けパターンとしては、目くらましを絡めたテンポ負け、忍者によるアド差です。

しかし、こちらの方が持っているカウンターの数も多く、除去もあるので丁寧に対処していけば、フラッシュバックがある分で勝利できます。

序盤もたつかなければ、そして相手が全力で展開してこなければほぼ負けないマッチです。

7:3ぐらいはあると思います。

 

対ストンピィ

序盤さえ捌ければ、問題なく勝利できます。相手の展開するクリーチャーをカウンターするタイミングがとれないと、クリーチャーが対処しきれずに負けていきます。

土地の置き方も慎重に行きたいです。

ただ、カウンターを有効に使えれば負けることはないので、6:4くらいはあると思います。

 

対親和

相手がブン回らなければ、勝てます。除去もしっかりとってあるので、後半戦に持ち込めば、アドを取る隙ができて、そこからゲームをコントロールすることができます。

カウンターがしっかりあるので、「投げ飛ばし」からの負けがほとんどないのも、戦っていて楽です。5.5:4.5くらいでしょうか。

 

対呪禁オーラ、ウィーゼロックス

こちらのマッチも布告系除去があるので、有利に戦えます。

呪禁の場合は、オーラをカウンターしていき序盤を容易に過ごすことができるので、楽です。

ウィーゼロックスは、除去のない初手をキープしない限り有利に戦うことができます。

もし自分が上記の2つを使っていたなら、青黒アルケミーは当たりたくないですね。

7:3はあります。

 

対バーン

不利なマッチアップとはなりますが、戦えないほどではないです。2点回復土地をしっかりと活用できていれば、相手のカードが足りなくなり勝てる可能性が高くなります。

タップアウトすることが少ないので、しっかりとカウンターを相手に合わせていけるのも強みです。4:6くらいでしょうか。

 

対青黒フリッカー、青赤コントロール、ボロスキティ

どのデッキもある程度のロングゲームを挑んできますが、フラッシュバック呪文がある構造上、こちらの方が有利に戦えます。

ボロスキティでは残ライフと相手の手札の枚数を気にしてください。いきなり火力が4枚飛んできて14点があるので。警戒し容易にタップアウトしないこと。

各種コントロール戦ではデッキの残枚数を気にしながら戦いましょう。

《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》を何度も使用するのでライブラリーがゴリゴリ減っていきます。

勝利するときは残枚数10枚以下のときも多いです。

 

さいごに

トロンの記載がないのは、対戦回数が少ないからです。ただ不利なマッチにはなります。後日追記します。

エルフはこっちが事故らなければほぼ勝てます。

一枚差しがリストに多いのですが、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》で必要なカードを選ぶという動きがあるので問題ありません。

勝ち筋が、相手を完全コントロール後のアンコウによるアタックしかないので少し改良したいところです。

相手がコントロールだと、勝ち筋がデッキから全て墓地に落ちてしまい敗北ということがたまにあります。

一枚差しでもアクセスは可能なので、何か一枚で勝てるカードがあればいいのですが。

 

コントロール好きにはおすすめのデッキです。ぜひ回してみてください。

高いカードはサイドの「水流破」だけ。他はタダ同然の値段で集まります。。

【Team Cygames】のロゴ禁止問題について僕たちは何ができるのか。

前回、記事の続きを書こうと思いました。

 

僕は確認できていないのですが、GPのニコニコ生放送で、【Team Cygames】の選手が出るとコメントが荒れていたということらしいです。

 

確かにウィザーズに抗議したい気持ちもわかります。

 

応援していた選手がウィザーズの方針転換によって、気持ちよくプレイできない状況になてしまうのは僕も辛いです。

 

そもそも何に対してユーザーは怒っているのか

それは、ウィザーズとCygamesとの間である種の合意があった中、じっくりCygamesが作り上げた土台を、急遽何の告知もなく否定するような措置をとったからです。

 

本来であれば、前もって公式に発表とそこに至った経緯、少しの謝罪もあっていいかと思います。

ウィザーズが主催するイベントである以上、そのパワーバランスはウィザーズに大きく傾きます。

その中では今回のような措置は従うしかありません。全ての方向性を決めることができるウィザーズの配慮が今回は足りなかったと僕は考えています。

 

前回記事でも書きましたが、ウィザーズの今回の方針自体は間違っているとは思えません。ただ、方針転換が遅すぎる、かつ事前配慮がないことが問題なのです。

 

シャドウバースをやる

現状ウィザーズの方向性に対して意見を出せる窓口はないかと思います。

 

その中では、これに尽きるのではないかと思いました。僕も名前は知っていましたが、インストールしたことはありませんでした。

今回の機会に僕はシャドウバースをやろうと思います。

 

シャドウバース の詳細

 

ウィザーズがここまで警戒するゲームだというのはある意味、ブランディングではないでしょうか?

「ウィザーズが警戒するデジタルカードゲーム」

今回の一件でMTGプレイヤーは、上記のような印象をシャドーバースに持つようになったかと思います。

Cygamesとしては、短期的にはプラスの宣伝になったことかと思います。

 

コミュニティから盛り上げる

まじめな話もしましょう。

今回の問題については、コミュニティにてどんどんと意見を出していくべきだと思います。

ブログであったり、Twitterであったりそういったところから、今回の措置は不快であった、ウィザーズの企業イメージを落としたというところをしっかりと発信していくべきです。

 

また、プロプレイヤーと、一般の全ユーザーは深くつながっているということを示していくべきです。

プロプレイヤーに不利益な措置は、ゲーム自体に影響がなくても、一般プレイヤーはしっかりと不快に思うということを発信していくべきです。

それが、次第にはプロプレイヤーの発言力の増大に繋がります。プロプレイヤーも一プレイヤーなのでそれはユーザーの発言力が上がるということを意味します。

 

プロプレイヤーはプレイヤーから選出された議員のようなものなのです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

賛否ご意見いただけると幸いです。

 

pauperの青黒アルケミーについて 青黒③

こんにちは、いつかpauperのGPを開きたいsugarlessです。

 

本日は長々と調整中のpauperの青黒デッキについてです。

 

本日ご紹介するのはコチラ。

creatures:8
3 《海門の神官/Sea Gate Oracle
2 《熟考漂い/Mulldrifter》
3 《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》

spells:29
1 《死の重み/Dead Weight》
1 《見栄え損ない/Disfigure》
2 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
3 《チェイナーの布告/Chainer's Edict》
4 《対抗呪文/Counterspell》
2 《肉貪り/Devour Flesh》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
1 《残響する衰微/Echoing Decay》
2 《本質の散乱/Essence Scatter》
1 《禁制/Prohibit》
4 《熟慮/Think Twice》
3 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
1 《調査/Probe》
2 《魂の操作/Soul Manipulation》
1 《エヴィンカーの正義/Evincar's Justice》

lands:23
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
4 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
4 《陰鬱な僻地/Dismal Backwater》
1 《進化する未開地/Evolving Wilds》
7 《島/Island》
3 《光輝の泉/Radiant Fountain》
3 《沼/Swamp》

sideboard:15
2 《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
2 《払拭/Dispel》
3 《水流破/Hydroblast》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《残響する衰微/Echoing Decay》
3 《吐き気/Nausea》
2 《綿密な分析/Deep Analysis》
1 《エヴィンカーの正義/Evincar's Justice》

 

青黒アルケミーとは

この命名も自分だとは思うのですが、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》を軸としてアドバンテージを稼いでいくコントロールデッキです。

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 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》に似たカードで「衝動」がありますが、

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似て非なるものです。

「衝動」のほうがマナも軽く強そうだと思うかもしれませんが、4枚の内選ばなかったカードが墓地に落ちるということが大きなアドバンテージをもたらします。

 

各種フラッシュバック呪文は墓地から唱えることができるので、墓地に落ちるだけで手札に入るようなものですし、《魂の操作/Soul Manipulation》で墓地のクリーチャーを回収することもできます。

《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》もこのデッキにマッチしており、墓地に落ちたカードをコストにして、テンポよくキャストできます。

 

コントロール力が高い

前回の青黒フリッカーとは違い、コントロールデッキと呼んでいい構造です。相手のアクションに対してカウンター、ドローを打っていきます。

序盤は、除去とカウンターでしのぎ、相手のアクションがなければ《熟慮/Think Twice》でドロー。

中盤は《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》でアドを稼ぎつつ、目的のカードへ。

後半は《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》をキャストしてカウンターを構えつつフィニッシュします。仮に《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》がやられても《魂の操作/Soul Manipulation》でしぶとく回収していきます。

このデッキが使う《熟慮/Think Twice》は本当に強く、好きなくドローもできアドを稼ぎ、《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》で墓地に落ちてもアドを稼ぎ必須カードです。

 

《魂の操作/Soul Manipulation》はpauperのコラコマ、青命令

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クリーチャーを使わないデッキがpauperにはほぼないので腐りにくく、勝ち筋となるクリーチャーを回収して後半に繋げます。

おそらく、このデッキが一番このカードを強く使えるはずであり、強く使えることがこのデッキの底力になっています。

似たカードに「除外」がありますが

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 「除外」はリアクションカードなので、相手が動かないと使えないというデメリットがあります。また、カードを引いたからといって後半戦では勝利に近づくこともありません。

その点《魂の操作/Soul Manipulation》はクリーチャーを回収できれば勝利に近づくというときに、能動的に打っていくことができるので、後半でも強いカードとなります。

 

「肉貪り」というナイス小回りカード

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このカードが実よくできていて、対バーンでの勝利の可能性をもたらします。

自身に打つことで、ライフを回復し、死んだクリーチャーを「魂の操作」で回収という動きができます。対バーンでは除去が腐りやすいのですが、このカードは有効活用できます。

もちろん、他のデッキにはデメリットのない布告の方がいいのですが、バーンに勝てるというメリットを考えれば採用は頷けます。

 

青黒フリッカーに強い

こちらの方がコントロール力があるので、微有利ぐらいはあるかと思います。相手のクリーチャーをカウンターできるカードも多く、隙なくアドを取る手段もある為、楽に戦えます。

《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》を全力で邪魔するのを心掛けましょう。

 

 

勝率としては青黒フリッカーよりもいいですし、相手のアクションに合わせて動きやすいので使っていて気持ちは楽です。

ただ、青黒フリッカーとは違ってコンボがないので、対トロンなどでは厳しい戦いになりますが、他のアグロにはすこし楽に戦えるような印象です。

もう少し回してみます。

 

2017GP静岡で【Team Cygames】が直面している問題について

こんにちは、本日twitterをみていたら、こんなツイートが。

 

 

僕が個人的に一番応援しているプロチームから、悲しいお知らせ。

 

そもそもTeam Cygamesとは

発足に対しての株式会社Cygames社の表明

「弊社は事業の主軸であるソーシャルゲーム事業の枠にとらわれず、様々なフィールドを通じて、人々に喜びや夢を
与える最高のブランドを目指すとともに、社会に多様な価値を提供することを目指しています。
世界初のトレーディングカードゲームである『マジック:ザ・ギャザリング』は20年以上の歴史を持ち、カードゲームはもちろんのこと、コンピュータゲームの発展にも大きく寄与してきました。
弊社はゲーム業界全体の継続した発展を目的に、TCGの日本でのさらなる普及を支援し、プロプレイヤーが活躍できる土壌を育んでいきたいと考え、このたび、Team Cygamesを発足致しました。」

Cygamesはゲームに明るい方であれば名前くらいは聞いたことがあると思います。

最近ですと大ヒットゲーム【シャドーバース】もリリースしています。

シャドーバースはMTGと同じく、カードゲーム。スマートフォンにてプレイすることのできるデジタルゲームです。

 

今まではプロプレイヤーのスポンサードはカードショップからが主でした。

その中で、おそらく業界初?の外部ゲーム会社がMTGのプロチームを立ち上げたのが【Team Cygames】です。

 

誰もが知っている渡辺雄也選手等、有名プロ4名が所属しています。

 

なぜロゴが出せないのか

それは「シャドーバース」がMTGの競合商品となるからです。

Cygamesが競合他社となる以上、PRはMTGとマーケットが被るので許せないということだと思います。

 

前回のプロツアーではそのようなウィザーズからの措置はなかったので、方針が転換されたのだと思います。

 

競合他社のスポンサードはそもそも問題なのか

所属プロの市川選手からは上記のようなツイートが。

これが事実なら、ウィザーズはTeam Cygamesを潰しにかかってきているのかと思いました。

 

市川選手の指摘通り、このような措置が毎度の大会ごとにとられるならば、外部ゲーム業界からのスポンサードは不可能になります。

今回はシャドーバースがアウトということかと思いますが、ゲームであればどれでもアウトになる可能性すらあります。

 

ウィザーズとプレイヤー 両社の利益の天秤

スポンサードされることによって、プロは競技に集中することができます。

そして、プロが活躍することでMTG自体が盛り上がることになるので、ウィザーズとしてプロへのスポンサードは大歓迎なのです。(利害関係がなければ)

 

スポンサードがあれば、プロが享受する直接的なメリット(金銭的、プレイ環境)は大きいです。しかしそれはウィザーズが直接享受するメリットではなく、プレイヤーが活躍することで初めて、ウィザーズも利益を享受できます。

 

上記からプレイヤーとウィザーズの間ではスポンサードが持つ利益の大きさ、質が全く違うということが分かります。

プレイヤーにとっては大きく、ウィザーズにとっては小さい。

 

そして、どんな企業がプロをスポンサードしていても、ウィザーズとしては構いませんし、そもそもスポンサードがなくてもプレイヤーさえ活躍すれば問題ありません。

 

今回のようなケースだと、Cygamesがプロをスポンサードし、活躍してウィザーズが得られる利益よりも、Cygamesのシャドーバースにマーケットを奪われる不利益の方が大きいと判断したのだと思います。

 

短期的な視点ですと、その判断は間違っていないようにも思えますし、

長期的に見ても、「シャドーバース」がマーケットを奪うリスクを考えれば、ウィザーズがCygamesに牽制をかけるのは理に適っていると思います。

 

今後外部スポンサードは出来ないのか

おそらく、そんなに資本主義は甘くないというウィザーズの考えがあるので、今後は厳しくなるのではないでしょうか。

コカ・コーラが作っているTV番組で、コーラ業界を盛り上げたいからペプシのCMを流すなんてことはしないと思います。

 

今回の静岡でのウィザーズの処置は、会社としては当然ですし、プレイヤーとしてはますますやりずらくなっていきます。

 

今回の一件で、スポンサード参入を考えていた企業も尻込みすると思います。

現在のMTGのプレイヤー規模、影響力ですと、影響力が見込まれるゲーム業界以外(例えば、ユニクロとかGoogleとか関係のないところ)からのスポンサードはまだまだ厳しいと思います。

 

プレイヤーがもっと活躍できるような環境作りが進んでいくことを、一プレイヤーとして自身も考えていこうと思います。

 

ご意見、ご指摘あればコメント頂けると幸いです。

なぜpauperをやるのか

今回はデッキ解説や、カード解説ではなく、

pauperというフォーマットの良さを語っていこうと思います。

MTG好きならやらなきゃ損です。

 

おそらく第一弾になります。

 

メタの変遷がゆるやか

このフォーマットの良さは、これに尽きると思っています。

コモンしか使えないフォーマットなので、良くも悪くも環境をガラッと変えるパワーカードが出てきにくいです。

もちろん、アスフォデルや熟練金術師などのデッキを大きく底上げするカードはあります。ただ環境を支配するまではにはなりません。

なので現在強いデッキは、おそらく今後も強いままです。

ローグデッキにあたることも少なくなっていくので、一度各デッキとの戦略を築き上げれば、ずっと使えます。(対親和の戦い方、対青単の戦い方)

そう考えると「流浪のドレイク」がいかに特殊かつ、コモンとして強力すぎたかが分かります。

 

使うカードが固定的

上記にも似ているのですが、使うカードが固定的です。なので覚えなければならないカードが少なく、経験が蓄積しやすいのです。

MTGで勝つには、次に相手がプレイしてくるであろうカードを想定して動くことが必須ですが、pauperだとやっていくにつれて簡単に覚えられます。

スタンダードですとプールは狭いですが、ローテーションがありますし、

モダンだとデッキの種類が多すぎて、覚えるカードが多すぎる。

 

MOで参入しやすい

とにかくMOでデッキを組むと安い。だいたい50チケット(5,000円位)で組めます。

今は最強のMO廃人システムである「リーグ」があるので、組んでからすぐにいつでも対戦ができます。

そして、高額カードは種類も少ないです。一度集めてしまえば、あとはタダ同然のものを集めてしまえばいろんなデッキが組めます。

敷居が低いのは何事においても正義かと思います。

 

いろんなデッキが回せる

デッキがとにかく安いので、いろんなデッキを所有して気分、メタによって回せます。

これは他のフォーマットではまねできない芸当。

いろんなデッキを回せるということは、いろんなデッキの戦略を簡単に知ることもできるので、上達しやすいフォーマットであると思います。

 

とりあえず、こんなものでしょうか。

また思いついたら書いていきます。

モダンマスターズ2017で買うべき銘柄 ランキング レア編

つぎはレア編です。

 

レアは数が多いのでTOP10を私見にて述べていこうと思います。

 

とおもったのですが

 

全リスト見た時に思いました。

 

全部買った方がいい!!

 

欲しいカード気になるカードがあれば、今回のモダンマスターズで再録されるものは全て買いだと思います。

 

モダン構築級のカードもぐっと買いやすくなり、

 

カジュアル需要があるカードも驚くほど安くなっていくこと思います。底値まで落ちます。

 

なので、気になるもの、使いそうなもの、将来上がりそうだと思うもの、全て資金が尽きるまで買ってしまって問題ないと思います。

 

ただ、考慮すべきカードが何点かあります。

 

対抗色フェッチランド

おそらく、このタイミングが買いだと思いますが、果たして。

もしかしたら、通常のエキスパンションにすっと入ることがあるかもしれません。2年後くらいに。

ただ、そこまで待つのは良くないのでこのタイミングで全種揃えるのは大いにありだと思います。

そして、高騰してきたときに、使っていないものは売るべきだと思います。高騰したタイミングで売れば、それに合わせて「通常エキスパンションで再録」ということが起こりそうです。

 

「ゴブリンの先達」、「滅び」は怪しい

もともとレアとしては高額カードなので、このタイミングで下がるとは思います。

しかし、それなりの値段を維持していくとは思います。

 

しかし、通常エキスパンションで再録されれば、話は別。

この2枚は再録される可能性が十分にあります。もし、今すぐ使わないのであれば、この2枚は避けてもいいと思います。仮にしばらく再録されなかったとしても、値段の上がり方は緩やかだと思いますので、焦って集めなくてもいいと思います。

 

投資的におすすめカード

  • 死の影
  • 修復の天使
  • 石のような静寂
  • 突然の衰微

上記あたりは買っていて損することはなさそうです。

ほとんど4枚使う、いろんなデッキに入る、と今やモダン必須カードです。

もともと、そこまで値段がしないので、このタイミングで底値が来て、需要が上がってくるとじっくりと値段が上がっていくであろうものです。

 

アンコモンはさらに買い!!

構築級のカードはそこまでありませんが、パス、審問、熔鉄の雨、等買っておいて損はないです。安くなるでしょう。

 

余談

呪文嵌めが再録されていないのを今日知りました。

ガラクタの次はこれなのか。

pauperの青黒フリッカーについて 青黒②

前回の青黒記事より、ご無沙汰しております。

次はpauperで一番有力な青黒デッキである青黒フリッカーについて、少し回してみたので所感を述べます。

 

リストはコチラ

creatures:14
4 《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
4 《海門の神官/Sea Gate Oracle
2 《古術師/Archaeomancer》
4 《熟考漂い/Mulldrifter》

spells:24
1 《死の重み/Dead Weight》
2 《見栄え損ない/Disfigure》
4 《定業/Preordain》
1 《発掘/Unearth
1 《苦悶のねじれ/Agony Warp
4 《チェイナーの布告/Chainer's Edict》
4 《対抗呪文/Counterspell》
2 《破滅の刃/Doom Blade》
2 《残響する衰微/Echoing Decay》
2 《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker
1 《墓の刈り取り/Reaping the Graves》

lands:22
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
4 《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
4 《陰鬱な僻地/Dismal Backwater》
6 《島/Island》
2 《光輝の泉/Radiant Fountain》
5 《沼/Swamp》

sideboard:13
3 《嵐縛りの霊/Stormbound Geist》
2 《払拭/Dispel》
3 《水流破/Hydroblast》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
3 《減縮/Shrivel》

 

まず青黒フリッカーとは

名前は恐らく、僕が勝手につけたか、海外記事で見たのかわからないですが、ゴールドフィッシュ上では「青黒」とのみ出ているデッキです。

青黒という色なのでpauper始めたばかりの方ですと、青黒コントロールデッキはこのような形なのかと思ってしまいますが、そうではありません。

《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》が軸になるクリーチャーデッキです。

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コントロールデッキというよりミッドレンジ

このデッキは正確には《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》によるアドバンテージ獲得、ハーフロックを軸にしたミッドレンジデッキです。

《騒がしいネズミ/Chittering Rats》、《熟考漂い/Mulldrifter》等を《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》を使って同時に2体ブリンクすることで、相手とのアドバンテージ差を付けます。

それだけでなく、《古術師/Archaeomancer》がいれば場に出て呪文を回収する能力で

マナのある限り《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》を使いまわす事ができます。

もし、場に《騒がしいネズミ/Chittering Rats》、《古術師/Archaeomancer》がいれば相手のドローをマナがある限りトップに戻す事ができるので、ハーフロックが可能です。

手札が0枚で場も膠着している中で、このコンボをドローステップ中に決められてしまうと、インスタントをドロー出来ない限り、ドローが出来ない状況に陥り敗北します。

 

paupeですと黒単も黒単コントロールと言われますが、黒単ミッドレンジと言う方がデッキのカテゴリの分け方としては正しいと考えています。

 

青黒フリッカーと黒単の共通点は、《騒がしいネズミ/Chittering Rats》、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》、《熟考漂い/Mulldrifter》等の優良クリーチャーを軸に、他を除去とグッドスタッフ(《クォムバッジの魔女/Cuombajj Witches》、《対抗呪文/Counterspell》等で埋めたデッキの構成です。

 

なのでコントロールの様な動き方よりも、タップアウトし優良クリーチャーで盤面を有利にしていくという動き方になります。

 

デッキパワーは青黒の中でピカイチ

一枚一枚のカードパワーが高く、マナカーブ順にプレイしていけば有利な状況が作れる、まさにミッドレンジという印象です。

 

ハーフロックコンボがあるので、メタ外のデッキにもあっさり負けるのようなことがありません。

コントロール力は低い

ミッドレンジなので、相手をコントロール(妨害する)力は低いです。ないわけではないですが、親和等の自分の動きを押し付けてくるデッキに対して有利という印象はありませんでした。バーンはもっての外。

「幽体のゆらめき」は超パワーカード

パウパーで許されうる最大カードパワーだと考えるくらい強いです。アドを取るだけでなく、相手の除去をよける、土地をブリンクしてライフを回復し2マナで唱える。

熟慮漂いと並んで、汎用性の高いカードです。

スタンにあった時に、ほとんど使われていなかったのが不思議です。

 

さいごに

デッキとしてはそこそこ強いんですが、最強かと言われると微妙かと思いました。

あと勝つまでに時間がかかるのも、難点です。

もう少し回してみて、もっと深いプレイング論は書こうと思います。