sugarlessのMTGブログ

MTGへの愛は永遠に

【MO初心者】初期投資を抑えて、稼ぐ方法!

こんにちは。

 

MOを始めたけれど、デッキを組むのに何万円もかかると知ってげんなりした方も多いのではないでしょうか?

 

こんなにかかるんだったら、紙で専念しようと考えている人はぜひ読んでみてください。

 

MOで稼ぐには強くて高いデッキが必要なのか?

スタンダードやモダンで勝つには強くて、トップメタのデッキが一番の近道だとは思います。

しかし、トップメタのデッキはみんなが求めるカードが多くて高いんです。

なので、自然とデッキの値段も数百ドルくらいになってしまいます。

 

「強くて高いデッキが必要なのか?」

その答えは半分は半分は合っていると言えるでしょう。

高いデッキである必要なわけではない、安くても強いデッキがあればしっかりと稼げるんです。

 

安いデッキでも勝てるフォーマットがある

最近、MTGを始めた人にはなじみがないかもしれませんが。「pauper」というフォーマットがあります。主にMOにてプレイされている人気フォーマットです。

 

「pauper」はコモン限定構築であり、MOだとコモンを格安で手に入れることが出来ます。

 

なので、「pauper」なら安くて強いデッキを組むことが出来ます。

 

「pauper」についてはコチラの記事を参照ください。

 

具体的にはどのデッキを組めばいい?

 このデッキはいかがでしょうか?

 

4《火付け射手》
4 《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》

spells:33
4 《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4 《稲妻/Lightning Bolt
4 《針落とし/Needle Drop
4 《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》
2 《マグマの噴流/Magma Jet》
3 《焼尽の猛火/Searing Blaze》
4 《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4 《火炎破/Fireblast》

lands:19
4 《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
15 《山/Mountain》

sideboard:15
2 《灰の殉教者/Martyr of Ashes》
1 《電謀/Electrickery》
4《紅蓮破/Pyroblast》
4 《粉々/Smash to Smithereens》
4 《溶鉄の雨/Molten Rain》

 

バーンデッキです。火力で相手のライフを直接狙うデッキです。

MO上ですと、30チケット(3000円)位あれば、おつりがくるくらいに安く組めます。

 

しっかりと強く、勝つまでの手順もそこまで難しくはありまん。

プレイングについてはコチラの記事を参照ください。参考になると思います。

 

フレンドリーグに出よう

moで稼ぐためには参加費のかかるイベントに出て、勝たなければなりません。

その中でおすすめなのが、「フレンドリーリーグ」です。

 

このリーグは5回中、3回勝てば参加費にプラスして賞品がもらえます。

2回しか勝てなくても参加費が全て取られるわけではないので、負けが込んでもすぐに資産が尽きるようなことにはなりません。

 

この「フレンドリーリーグ」にバーンを携えて出ましょう。

 

 継続が大事

継続してリーグに出ることで、デッキの習熟度も上がって勝率も上がると思います。

継続して数をこなすことで勝率も安定して、収益プラスに収束できると思います。

 

時間がかかると思いますが、今回の方法が一番確実だと考えています。簡単な道はありませんのでコツコツ行きましょう。

pauperのバーンのプレイングについて

こんにちは。

 

みなさんはpauperのバーンはプレイしたことはありますか?

 

これぞバーンというカードが盛りだくさんで、pauperの魅力の一つと言ってもいい、楽しいデッキです。

 

バーンという特性上、勝つまでのプレイングは難しくないですが、よりたくさん勝とうとしたときのプレイングは奥が深いものがあります。

 

今回は僕の使っているバーンのレシピと共に、プレイングについて基本的なところや少し深いところまで言語化してみようと思います。

 

4《火付け射手》
4 《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》

spells:33
4 《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4 《稲妻/Lightning Bolt
4 《針落とし/Needle Drop
4 《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》
2 《マグマの噴流/Magma Jet》
3 《焼尽の猛火/Searing Blaze》
4 《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4 《火炎破/Fireblast》

lands:19
4 《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
15 《山/Mountain》

sideboard:15
2 《灰の殉教者/Martyr of Ashes》
1 《電謀/Electrickery》
4《紅蓮破/Pyroblast》
4 《粉々/Smash to Smithereens》
4 《溶鉄の雨/Molten Rain》

 

キープ基準

  • 土地一枚あれば2マナのカードが固まっていない限りとりあえずはキープできる。
  • 土地4枚はマリガン。
  • バーンというデッキの特性上、土地を削っているのでノーランドの初手になる可能性は高い。このリストではサイクリング土地を4枚採用して土地を19枚としてキープ力を上げています。
  •  《火炎破/Fireblast》が2枚手札にあって山がない初手は要注意。

 

土地の置き方

  •  手札の土地が少ないならサイクリングランドからタップイン。
  • 土地は2枚あれば勝てるので、2マナまで伸びそうならサイクリング土地は温存。サイクリングして火力に変えましょう。
  • 山の数にも注意。2枚ないと最後のフィニッシュになる《火炎破/Fireblast》が打てません。
  • 土地は2枚でとりあえずは十分なので、3枚目以降は使い方を考えます。手札に持って火力のふりをしてもいいですし、《焼尽の猛火/Searing Blaze》の上陸を達成する為に温存する戦略も大事。

 

プレイする順番について

  • 相手がストンピィなどの早い相手でないかぎり、初手に《火付け射手》《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》があるなら1ターン目から1マナの火力を打つ必要はありません。2ターン目にそれらを展開してから火力を打ち始めても遅くありません。1マナなのですぐに使いきれます。
  • 相手が赤いデッキなら《稲妻の連鎖/Chain Lightning》を早い段階で使ってしまいましょう。
  • カウンターを使わないデッキには《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》を最優先で使いましょう。カウンターを使うデッキならば、相手が土地を寝かせてターンを返してきた時がいいでしょう。その時まで温存。このカード1枚が通れば勝てます。
  • 迷ったときは《裂け目の稲妻/Rift Bolt》から迷ったときは使っていけば大丈夫です。

 

サイドボーディングについて

 対フェアリー系

in 1 《電謀/Electrickery》 4《紅蓮破/Pyroblast》

out 4 《稲妻の連鎖/Chain Lightning》1《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》

特に注意すべきなのは「呪文つまりのスプライト」。対抗呪文はまだいいのですがこのカードに火力を打ち消されると負けに近づきます。

 

対ストンピィ

in 2 《灰の殉教者/Martyr of Ashes》1 《電謀/Electrickery》

out 3《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》

相手がアーティファクトクリーチャーや装備品を使ってくるなら、一枚位は「粉々」をとってもいいでしょう。

相手も早いのですが、相当早いので相手がライフ回復手段を引く前に勝負を決めたいです。相手からの介入が少なく、火付け射手》《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》が生き残るので上手く使いましょう。

 

親和

in 4 《粉々/Smash to Smithereens》

out 4《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》

「粉々」で相手の土地を割りつつ、素早く勝ちましょう。エイトグを見たら要注意。

もし直近で勝てないようであれば、火力を何枚か使ってエイトグを落としに行くプレイングも重要。

 

トロン

in 4 《溶鉄の雨/Molten Rain》

out 3 《焼尽の猛火/Searing Blaze》 1 《マグマの噴流/Magma Jet》

素早く勝ちましょう。「熔鉄の雨」は惜しまず使えるときに使っておきましょう。

青いカードを多く見たのであれば、《紅蓮破/Pyroblast》を2枚位とってもいいかもしれません。

 

コントロール

in  4 《溶鉄の雨/Molten Rain》4《紅蓮破/Pyroblast》

out 4《火付け射手》4 《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》

楽なマッチアップです。《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》がキーカードです。

 

最後に

僕はそんなにバーンに習熟していので、ぜひバーンのプロの方からの追加のご意見お待ちしております。

知ってる?pauperで使えそうなマイナーカード達(ウェザーライト編)

こんにちは。シリーズになっています。

 

ビジョンズ編

 

ミラージュ編

 

ウェザーライトも使えるカードがたくさんあります。

 

蘇生の天使

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クリーチャーを蘇生させるエンチャント。エンチャントを使いまわせれば強そうです。

 

拒絶

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普通に青単デルバーに入りそうです。1マナの確定カウンターは強い。 

 

撹乱

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たまに使うデッキがあります。メタがコントロールに傾いてきたならよく見るようになるかもしれません。 

 

マーフォークの交易商人

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ディスカードにシナジーがあるなら使えるデッキがありそう。クリーチャーであることを生かしたい。 

 

物知りフクロウ

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占術4は馬鹿にできない能力。普通にパワーカード。

 

有為転変

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最近出てきたディスカードでパワーが上がるカードと相性がいい。コンボにも使えそうです。

 

知恵の蛇

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忍者が強いのなら、このカードも。 

 

惨劇の記憶

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スパイのフィニッシャーですね。他にも拷問生活でもいけるかも。 

 

深淵の門番

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自分のクリーチャーもですが、1体ずつ生贄に。なんらかのコンボが今後生まれるかも。

 

からみつく絶望

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自身のクリーチャーを生贄に相手が2枚ディスカード。多分ほかにいいカードがありそう。

 

闇の旋動

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ピッチスペル。バーンへのサイドに使えそう。 

 

墳墓の食屍鬼

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2マナ4/4。使えるデッキを考えたい。青黒アンコウのクリーチャー多めとかだと使えそう。

 

炎の鞭

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2マナでクリーチャーが1点飛ばせるようにできる。生贄でもう1点。 

 

いかづち

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飛行クリーチャーだけでなく、プレイヤーにも飛ばすことが出来る除去。

 

蛮行ゴブリン

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 序盤から殴り始めたら、親和は何もできない。ゴブリンデッキに。

 

茨の盾

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感染で使われています。他にも使えるデッキがあるかもしれません。

 

花の冠

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これを使うなら「骨かじり」を使うとは思いますが、一マナです。

 

はぐれ象

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1マナ3/3。森を捧げるというデメリットはありますが、ストンピィデッキに入れてみたい。

 

ノワールの歩哨

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キッカーで2マナ払えれば、さらにもう一体。もう2マナ払えば、、、。マナ効率も悪くないので使ってみたい。

 

 

収穫のワーム

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出た時に墓地から土地を戻さないと、生贄に捧げられるワーム。2マナでアドが取れるので普通に強い。 

 

みなぎる活力

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何かしらのコンボに絡められそう。 

 

窒息ツタ

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 マナがたくさんいればフォグにもなるし、タフネス1を一掃することもできます。

 

精神石

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このカードもpauperリーガル。強いカードなので、トロン以外のランプデッキが出てくれば。

 

以上です。まだまだ続きます。

 

pauperのスパイ(the spy)を極める!④(サイドボード編)

こんにちは。長々と第4回になりました。

 

前回はコチラ

 

スパイで肝心なのはサイドボード後のゲームです。

僕が取っているサイドボードはコチラです。

 

sideboard:15
4 《ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher》
4 《強迫/Duress》
4 《炎の儀式/Rite of Flame》
3 《煮えたぎる歌/Seething Song》

 

ウラモグ素出しプラン

よくあるリアニメイトプラントは一味違う、 《ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher》素出しプランです。

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アニメイトプランも十分に強い戦略なのですが、相手がコンボを阻止する為に墓地対策を取ってきたときに、同じく対策されるのは嬉しくない展開です。

 

スパイはメインにもマナ加速をたくさん採用しているので、リアニメイト呪文の代わりにマナ加速を追加して8マナを生み出します。

 

pauperだとモダン禁止のこの2枚が使えるの大きいですね。

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上記を追加することで安定してウラモグを出すことが出来ます。

2ターン目に出てきたウラモグはゲームを決めます。

序盤もたつくことの多いコントロールにも勝てるプランであり、除去を抜いてくる相手を奇襲できるプランにもなります。

 

強迫は大事!

サイド後、ウラモグを出すプランを取るにしても、カウンター一枚ですべては水の泡になります。ウラモグをカウンターされたら即敗北。コンボを狙いに行くにもソングが打ち消されたら敗北。

 

カウンターは相手に持たれているだけで一生勝てません。

 

強迫はカウンターを能動的に抜くことのできるので、コントロールに勝つためには必須です。

コンボを始動させるのも、強迫のマナもしっかり計算に入れて始めるのが良いことが多いです。

強迫を待ってからコンボを始めるくらいの慎重さがあってもいいかもしれません。

 

コンボ対策の対策プランは?

相手が出してくる墓地対策である「大祖始の遺産」を割るために、アーティファクトを割るカードを取ったり、相手のカウンターをカウンターするために「紅蓮破」を採用するプランもありますが、そこまで効果的ではないと考えています。

 

ただでさえコンボパーツを引き込まなければならない中で、さらに対策カードを引き込まなければならないのは、不毛なゲームになると考えています。

しかも、相手が打ってくる対策カードを対策カードをバッチリと引き込んでこないといけません。

 

スパイは長期戦になればなるほど、相手が手札に持つ対策カードは増えていきます。なぜなら、幅広いカードがスパイのコンボを止める対策になるからです。

なので、相手の対策カードの数を超える対策カードを引き込むのは非常に困難です。

 

よって、短期決戦で勝負できるウラモグ素出しプランは効果的だと考えております。

 

次回はプレイング編です。

pauperで使えそうな防衛クリーチャーまとめ

こんにちは。

スパイの次は防衛デッキを組みたいと考えています。

 

有名な防衛クリーチャーだけでなく、pauperで使えるマイナーなものも気になったので全て見ました。(検索から漏れていなければ)

 

マイナーで使えるか微妙ですが、可能性のありそうなものをピックアップしてまとめます。防衛デッキに代表的に入っているものは外しています。

 

群れの護衛

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ブロックするたび3点回復。一マナで2/2を止めつつ、3点回復するのは後ろのめりの戦略には文句ない性能。猫なのもいいですね。

 

希望の壁

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受けたダメージをそのまま回復することが出来る壁。いろんなコンボが考えられます。白黒コントロールのペストと相性がよいので白黒コントロールでの採用実績があります。

 

城塞化した塁壁

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サイズが優秀。タフネス6はアンコウも止められるサイズ。


断固たる盾持ち

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防衛を全体強化します。2もタフネスを上げるのはすごい。

 

石膏の壁

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バーンが出されると結構きつい。コンバットを有利にできるので思った以上に固い一枚。

 

魂誓いの陪審

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クリーチャーカウンター内臓の防衛。使いまわせると強い。かなり強い。

 

Wall of Kelp

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毎ターントークンを出すことが出来るpauperだと珍しいカード。

普通に防衛デッキじゃなくても使えそうです。 

 

珊瑚の障壁

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布告除けになるカード。 

 

潮水の下僕

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無限コンボに絡められそう。 

 

呻きの壁

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サイクリング出来る壁。 

 

死者の漂い

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氷雪土地がそのままスペックになる。

ランプ系のデッキを組めば活躍できるかも。

 

ひずみの壁

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継続的にディスカードを迫れる。 

 

ケルゥの戦慄の大口

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バーン対策になりそう。 

 

松明の壁

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サイズが尖っている。

 

高射砲手

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無限ダメージが何かのコンボで狙えそう。

 

ほくちの壁

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マナ加速ができる。召喚酔いがないのでコンボ向き。

 

ぶどう棚

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名前は聞いたことある。シンプルで使いやすい。

 

根の壁

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出たターンから1マナ出るので実質1マナ。普通に強いけど、pauperだと使われない。

 

Shield Sphere

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最近これをほぞと共にサーチ出来るようにしているデッキがあります。0マナとしては破格の性能。

 

忘れられた王族の壁

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最近出た壁界のホープ。砂漠を絡ませないといけないが、能力は優秀。アーティファクトであることを生かしてコンボデッキを組みたい。

 

片目のカカシ

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トークンデッキや、フェアリーにかなり強い。普通にサイド候補。

 

最後に

結構あって大変でした。これからコモンで防衛をサポートする面白いカードが出てきてほしいですね。

MTG世界の共通言語について(スタンダードが果たす役割)

こんにちは。

 

今回はMTGに関する雑記です。

 

MTG世界に共通言語はあるのか?」ということを少し考えてみたいと思います。

 

ここでの共通言語とはという、英語とかフランス語とかという言葉通りの言語の話ではありません。

 

なぜ、こんなことを考え始めたかというとMTGに存在する各フォーマットが言語みたいだと思ったからです。

 

例えば、僕はレガシーをやらないのでレガシーしかやらない人とはレガシーで会話が成立することもなく、MTGで対戦することも出来ません。

フォーマットは言語であり世界であるので、2人の間には大きな溝があると感じています。

 

一昔前までは、どんな人でもスタンダードをやっていて、スタンダードの会話が成立していたような気がします。

みんなスタンダードのデッキを持っていて、対戦も出来た。

昔は今よりも他のフォーマットの力も強くなかったので、スタンダードをやっていない人も少なく、スタンダードはMTGの共通言語として成立していたと思います。

 

英語が人気なのはシェアが高いから

英語という言語が人気なのは、英語それ自体が特別優れているからではなく、皆がそれを共通言語として習得しシェアが高いからです。

MTGでも英語のように共通言語として幅広い人対戦し、コミュニケートできるフォーマットが求められます。

 

現在は魅力的なフォーマットがたくさんあって、いろんな遊び方ができるのがMTG魅力です。自分が一番魅力を感じるフォーマットでがっつり遊ぶのも素敵です。

 

しかし、その中でMTGの共通言語として遊べるフォーマットのニーズもあると考えています。

みんなやっているフォーマットであれば対戦相手も見つけやすいですし、皆がやっているものであればマイナーフォーマットよりも参入しやすいです。

 

それだけでなく、自身の作ったオリジナルのデッキや戦略を広く他のMTGプレイヤーとシェア出来るという利点もあります。

pauperで猫デッキを作っても遊べる人も少ないですが、共通言語のスタンダードで作ればいろんな人と対戦できます。同じく猫デッキを組んでいる人との意見交流もやりやすくなります。

 

スタンダードに求められるのはMTGの共通言語になること

スタンダードが今一度、誰もが遊ぶフォーマットとなればと考えています。

共通言語としての魅力を持つことが出来るのはスタンダードだけであり、その魅力は他のフォーマットとの差別化につながります。

 

とりあえず英語は出来るようになろうという感じで、スタンダードのデッキは持っておこうというプレイヤーが増えていけばと考えています。

 

そして、スタンダードという共通言語がしっかり確立すれば、MTGの魅力(そして売上も)さらに上がるのではないでしょうか。

 

pauperのスパイ(the spy)を極める!③(デッキパーツ解説編)

シリーズです。前回記事をまずはご覧ください。

 

今回はボリューム感たっぷりでお送りします。

 

まずはリストから始めます。

 

代表的なリストに関しては「シミてく」さんのこの記事をぜひ参照ください。

 

僕のリストは調整した結果この形になりました。

 

メインボード

creatures:25
4 《ほくちの壁/Tinder Wall》
4 《野生の朗詠者/Wild Cantor》
1 《墓所のネズミ/Crypt Rats》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4 《欄干のスパイ/Balustrade Spy》
2 《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》
1 《無政府主義者/Anarchist》
4 《通りの悪霊/Street Wraith》
1 《エルフの逸脱者/Elvish Aberration》

spells:37
4 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4 《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4 《Songs of the Damned
1 《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4 《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4 《土地譲渡/Land Grant》
3 《魔力変/Manamorphose》
2 《モルグの窃盗/Morgue Theft》
1 《惨劇の記憶/Haunting Misery》
2 《証拠隠滅/Destroy the Evidence》

lands:1
1 《森/Forest》

 

デッキ枚数63枚

3枚多いです。

3枚多いのですが、減らそうとは思っていません。全てのパーツがデッキに必要なものです。

 

また、デッキの中に《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》、《通りの悪霊/Street Wraith》とタダでサイクリング出来るカードが8枚入っているので63枚でも大丈夫だと考えています。

 

なぜ減らさないのか

理由はこのカードにあります。

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《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》スレッショルドを達成するのがコンボ達成に大きく影響してくると回していて思いました。

スレッショルドを達成していないと1マナしか増えないのですが、達成するとプラス3マナ。

このカードの大幅なマナ加速は、《欄干のスパイ/Balustrade Spy》以外の研磨を使ったコンボ、《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》経由でのコンボ、これらのマナを大量に必要とするコンボを助けます。

ガラクタと《ディミーア家の護衛/Dimir House Guard》を経由してのコンボは9マナ必要になりますが、このカードのスレッショルドなしにはほぼ達成できません。

 

墓地に簡単に落ちて、スレッショルドを助けてくれる《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》、《通りの悪霊/Street Wraith》は8枚絶対に採用したいです。

最初はコンボに直接関わりもなく、ライフペイも痛い《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》を解雇して60枚にしていましたが、63枚になりました。

 

クリーチャーカウントは25枚

25枚入っていればほぼ勝利できると考えています。これ以上減らすと勝てなくなります。

《惨劇の記憶/Haunting Misery》を打つタイミングで場に残るスパイ、無政府主義者、そしてコストで使う猿人、この3点の軽減があって22点のダメージを与えることが出来ます。

 

pauperだと土地だけで23点になることは稀です。タップインの1点ゲイン土地を序盤だけで3枚も使うような展開は3色でないとほとんどありません。

 

例外は青黒などのコントロールで、それらのデッキは1点ゲイン土地をバウンスランドで回収、もしくは2点ゲインの無色土地を採用していますので23点以上、もしくはそれ以上の回復を5ターンくらいで行ってきます。ただしそれでも27点ぐらいが上限でしょう。

 

墓所のネズミという「惨劇の記憶型」のマスターピース

 

従来のリストでは採用されていませんが、《墓所のネズミ/Crypt Rats》を採用するだけで与えられるダメージ量をかなり増幅することが出来ます。

 

墓所のネズミをコンボに絡めるのは主に上記で挙げたコントロールで、序盤はほとんどこちらにダメージを与えてこないので墓所のネズミから自身も受けるダメージをうけてこちらが死ぬことはほぼありません。

 

墓所のネズミのコンボへの絡め方を説明致します。

  1. まず、スパイ着地時にソング用の黒マナに加えて、赤マナを浮かせておきます。つまりコンボ指導には最低6マナが必要になります。
  2. ソングで発生するマナ(22~24くらい)で2枚「モルグの窃盗」をフラッシュバックし、「墓所のネズミ」と「無政府主義者」を回収。仮に22マナ発生したとして、残り黒12マナ+赤1マナ。
  3. 両者を場に出して、「惨劇の記憶」も回収。残り黒5マナ。
  4. ネズミの能力をを「Xを2」で起動。2点ダメージ。墓地に無政府主義者と落ちる。
  5. 残りの3マナで「惨劇の記憶」キャストで22点。合計24点ダメージ

 

上の例はゴリラを2枚コンボで絡めた場合なので、もし1枚で済んでいるようであれば2点加算できます。

また、それ以外にもコンボが成立してまだマナが浮いている、「モルグの窃盗」が手札にある、ソングが余っているなどの条件で30点くらいは与えられるケースがほとんどです。

 

これだけ与えられれば、ライフを「部族養い」などでライフを回復する親和やストンピィにも勝ち筋を残すことが出来ます。

 

コンボパーツは「研磨8枚」、「ソング8枚」

研磨できるカード(証拠隠滅、スパイ、ディミーア家の護衛)が8枚。

《Songs of the Damned》とソングの代わりになることのできる《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》も4枚で8枚。

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《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》はスパイでライブラリーが空になれば墓地から好きなカードを拾うことの出来るカードになります。このカードでソングを拾えるので実質的にソングとして数えることが出来ます。

 

また、《水蓮の花びら/Lotus Petal》を拾うことで、ソング用の最後の1マナを捻出することもできます。(このテクニックはツイッターにてスパイの大師匠ゴリさん(@BUG_gorillaにお教えいただきました。ありがとうございます)

 

それだけでなくガラクタはキャントリップにもなるので、スレッショルド達成やコンボパーツを探すのにも使えてどの局面でも利用価値のある1枚です。4枚必須。

 

研磨とソングを揃えないことには始まらないのでそれぞれ8枚と多めにとっています。

 

当初、それぞれ6枚位にして「信仰無きものあさり」等のルーターを採用することも検討したのですが、コンボ始動時以外は赤マナを捻出するのが難しくて断念しました。

 

 もしデッキ枚数を60枚に減らすなら

 クリーチャーはもう減らせない。

そしてマナ加速も必須のカード達なので4枚から減らそうと思いませんでした。「魔力変」はコンボ始動時以外は使いにくいので3枚にしています。ないとコンボ出来ないこともあるのでこれ以上は減らせません。

「土地譲渡」と「森」もないと安定しません。

 

コンボパーツを減らすこともよくないですが、もし削るなら「証拠隠滅」を1枚。ただ研磨が引けずに負けるパターンを減らしたいのであまりいい策だとは思いません。

 

残るは、

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 《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》は減らしてもいいかもしれません。

スパイだと珍しいカードですが、バネ葉はかなり強いです。

 

  • マナフィルターとして機能する
  • マナ加速になる
  • ほぼ除去されない

まさに、マナの増える「魔力変」

 

森からあらかじめ出しておくことで、「ほくちの壁」等から1マナ生み出すだけでなく、

スパイ経由のコンボであればコンボ始動をスペルだけで行っても、ソング用の最後の1マナを出すことが出来ます。

 

それだけでなく、「ほくちの壁」しか場になく、マナフィルターがなくて黒マナが出ない場面を減らすことが出来ます。

 

ほとんど腐ることがないカードですが、重ね引きすると使いきれないので1枚の採用。

 

デッキを62枚にしてこのカードを減らすくらいなら、63枚にしてこのカードを引き込みたいと考えています。それくらい強い。

 

最後に

取り急ぎメインボードの解説は以上です。

次はサイドボードと、2ゲーム以降のゲームプランの考察です。

 

よろしくお願い致します。