sugarlessのMTGブログ

pauper modern を中心に

pauperリアル大会の問題点

こんにちは、本日はちょっと真面目な記事を。

 

現状として、pauperはそのフォーマットの特性上、一つの問題点を抱えていると考えています。

 

それは使うカードがコモンだということ

 

はい、そういうフォーマットですと思ったとおもいますが、大きな問題なんです。

 

pauperの意味

pauperとは英語で「持たざる者、貧乏」という意味。なぜなら、コモンカードという安いカードでデッキを組むからです。

他のフォーマットよりもデッキの値段は圧倒的に安く、リアルのカードでもスタンダードのトップメタデッキの1/10くらいの値段で組めてしまいます。

 

コモンカードは安い

コモンカードが安いのは避けることのできない事実です。他のフォーマットで必要なレアカードを手に入れる過程で、コモンカードは過度にプレイヤーに供給されます。

 

供給される量が多いので、コモンカードにシングルカードとしての価値はほとんどありません。古いセットのカードになって初めて、数百円の価値を付けます。供給が止まり、ニーズが追いついて来るまで長い時間がかかります。それでも多くのコモンカードが出回っているので1000円を超えるようなことはほとんどありません。

 

そして、コモンカードはそこまでニーズがあるものであれば、再録されるものがほとんどです。またコモンとして再録されるのであれば、そのカードは一気に安くなります。

 

現在はMTGの売り上げも過去とは比べ物にならない程伸びているので、その分パックも剥かれ、コモンは空気のように存在します。最近発売されたセットのコモンが高くなる日は、その供給量の圧倒的な多さから来ないかもしれません。

 

ショップはコモンが売れてもうれしくない

ショップが大会を開く理由としては、3つがあると考えています。

  • 参加費を稼ぐ。
  • 集客して、パック、サプライ、シングルカードを買ってもらう。
  • その大会で使うシングルカードを買ってもらう。

 

pauperの大会を開いても、3つ目の「その大会で使うシングルカードを買ってもらう」を期待できないという問題があります。

 

pauperで使うカードを買ってもらっても、ショップはそこまで儲かりません。なぜならコモンカードは上述の通り安いからです。

 

3つ目の理由を考慮するなら、シングルカードが売れて利益の大きい、スタンダード、モダン、レガシー、ヴィンテージ、統率者等、pauper以外のフォーマットを選ぶのがショップの利益につながります。

 

pauperの大会を開くメリットは薄い

これこそが、リアルでのpauperの大会を開く上での問題点だと僕は考えています。

これまで、pauperが長い歴史を持ちながら、リアルにてほとんどプレイされてこなかった理由の大きな一つではないかと推察しております。

 

逆に最近始まったフォーマットである「フロンティア」はスタンダード落ちをして、モダンでも居場所がなかった供給量の比較的少ないレアカードの需要を伸ばすことに貢献しております。もともと供給量がコモンより多くないので価格は高値を維持しやすく、ショップの「その大会で使うシングルカードを買ってもらう」という目的を遂行することができます。つまり、利益が出るのでフロンティアの大会は開きたいと考える訳です。

 

ショップも利益を出さなければならないので、致し方ないところ。

 

逆にMO上でpauperが盛んなのは、ショップが大会を運営するのではなく、MOが全ての大会を運営するからです。

MOの利益は各大会の参加費をプレイヤーが払うということで成り立っています。なので、参加費を集めることのできるpauperはずっとサポートされているのです。

 

最後に

ちょっとした問題提起になればと考えています。今回のような見方が大会運営の全てだとは思いません。

pauperでも人気があって集客がしっかりできれば、しっかりとショップは利益を作ることができると思います。

 

上記に挙げた問題は、pauperのリアル大会でのネガティブ要素の一部ではあるので、それを踏まえたうえで、リアルで大会を活発に開くにはどうすればいいのかという議論がなされるべきだと考えています。

 

カギはプレイヤー主導で大会を開催することかなと考えています。

 

ご意見お待ちしております。