sugarlessのMTGブログ

MTGへの愛は永遠に

MTGグランプリの参加費の高騰について

こんにちは。ちょっと乗り遅れた感じもありますが、少しだけ思うところを。

 

まず前提として高い!!!

高すぎます。1万3000円という価格設定は高いですよね。

とても4歳の女の子が気軽に出られるような大会じゃありません。

僕だったら、8割くらいTOP8入れる、少なくともマネーフィニッシュ出来るくらいの算段がないと出ません。

 

すなわち、プロかセミプロ位のやりこみ度がないと、この値段は恐怖です。

取るリスクが高すぎる。

 

なぜ値上げしたのか?

想像でしかありませんか、個人的に大きくこの3つがあると考えています。

  • 会場等の運営コストの増大
  • 参加人数抑制のため
  • 利益確保のため

 

実際にはこの3つの要素が複合的に存在していると思います。

 

参加人数の増加による負担と、イベント会場の相場の高騰が参加費に反映されている。

 

人数が増えすぎることによる運営の負担を軽減する。円滑に大会が運営されないことによる参加者の経験のクオリティ低下の防止。

 

もちろん利益を確保することも運営するカードショップが存続する為にも大事。

この部分を叩く人もいるかと思いますが、それだけでは表面的な批判でしかないかと思います。

 

ディズニーランドで例えれば分かりやすいです。どんどん入場料は上がっていますが、値段が上がったこと自体を批判する人は少ないです。

施設を維持するスタッフの人件費の高騰、入場者数増加による来場者へのサービスの低下防止、今後の新アトラクション投資に使うために、入場券の値段を上げても、消費者の理解は得られると思います。

 

MTGのグランプリは独占状態にある

MTGのグランプリは競合があるわけはありません。日本のグランプリが高いからシドニーで行われるグランプリに参加するということはありません。

 

MTGのグランプリが高いから、代わりに遊戯王の大会に出るという人もいるかもしれませんが、MTGがやりたい人にはその選択肢はありません。

 

つまり、日本で行われているグランプリは独占状態であり、グランプリに出たければその参加費の高いグランプリを選ばざるを得ないのです。

 

たぶん、3万円になっても出続けていく人もいるとは思います。タバコが1箱1000円になっても、すべての人が辞めるというわけでありません。

 

問題はマネタイズのタイミングにある

僕の考えでは、今回の問題の根本はマネタイズのタイミングにあると考えています。

 

グランプリ単独での収益化を考えていると、今後も参加費はいたずらに高騰していきます。

 

独占状態で、中毒性があり必ず利用する人が一定数いるのであれば参加費を低く保つ必要性がないのです。

利益が欲しいのは当たり前ですし、運営コストが上がるのであれば、参加費に転嫁しなければなりません。

 

グランプリは広告

グランプリを広告費として考えて、グランプリ単独で収益化するのではなく、グランプリ効果によるMTGの販売額アップを、マネタイズのタイミングとして捉えるべきではないかと思います。

 

なので、グランプリの運営費はウィザーズがしっかり必要経費としてサポートします。

 

参加費の安いグランプリは広告効果も増大でウィザーズは儲かる。

敷居の低いグランプリはプレイヤーの望むものです。

 

現状でも少しはウィザーズがGPの運営費を負担するような仕組みになっているのでしょうか?さすがになっているとは思いますが、あまりにもお金を出さないのは、回りまわって自分の首を絞める結果になるかもしれません。

 

参加者増加にどう対応する?

難しい問題です。参加費を低くするとしても、やみくもに参加する人を減らすために安すぎない参加費を設定する必要があります。

 

プレインズウォーカーポイントで参加資格を与える。

開催数を増やす。

予選会を開く。

 

この部分についてはもう少し議論を深めるべき部分ですが、きっと解決策はあるはず。

 

皆さん参加費の高騰についてどう思いますか?

いろんな意見をプレイヤーが発信していくことが何よりも大事です。

高くてもクオリティが高ければ問題ないという方も少なからずいるとは思います。

ぜひ、思考停止で参加費の高騰を受け取らず、何か意見を発信しましょう!!