「火付け射手」でpauperを焼き尽くそう!
こんにちは。
今回の新セット「破滅の刻」でまたバーンに加入しそうなカードが出てきました。
それは
「火付け射手」
名前はダサいですが、pauperで相当やるカードになると思います。
バーンの悪魔、「熟錬金術師」の再来
「熟錬金術士」を軸にしたバーンデッキは、このカードが場に残るかどうかがゲームを分ける大事な要素でした。
もし2体並べば宇宙。すぐに相手のライフを気持ちよく消し飛ばしていました。
「熟錬金術士」8枚入れることが出来るなら入れたいところでしたが、それは叶うことのない願いでした。
しかし、「火付け射手」が加入したことにより8枚体制が取れるようになりました。2体並ぶことだけでなく、3体並べるのも現実味を帯びてきています。
しかも召喚酔いしない
「熟錬金術士」とはちがって出たターンからしっかりと相手を焼きはじめます。「熟錬金術士」は通って場に出ても、そのターンに除去されたら終わり。何もしません。
しかし、「火付け射手」は通ってしまえば、除去を打たれてもスタックで火力を乗せていけば問題ありません。
いままでは、「熟錬金術士」の入ったバーンには除去をしっかりと構えるというのが大事でしたが、カウンターも要求してくる凶悪カード。
タフネス1でも気にならない
召喚酔いがないので、たとえ電謀で落ちるとしても気になりません。
電謀だと、「熟錬金術師」が落ちないので、多角的な攻めが出来ます。
場ががら空きだと2点で殴れるので優秀。場面によっては相手のクリーチャーに火力を使うことも多くなりそうです。
サンプルデッキ紹介
赤単バーン
creatures:8
4《火付け射手》
4 《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》
spells:33
4 《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《針落とし/Needle Drop》
4 《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》
2 《マグマの噴流/Magma Jet》
3 《焼尽の猛火/Searing Blaze》
4 《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4 《火炎破/Fireblast》
lands:19
4 《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
15 《山/Mountain》
バーンの「ケルドの匪賊」をそのまま火付け射手に置き換えた形です。「ケルドの匪賊」も出されたら嫌なカードですが、火付け射手は処理できなかったら終わり。そんなカードが8枚も入っているバーンとは当たりたくありません。
青赤バーン
creatures:12
4《火付け射手》
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《熱錬金術師/Thermo-Alchemist》
spells:31
3 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
3 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《思案/Ponder》
4 《定業/Preordain》
3 《目くらまし/Daze》
2 《轟く怒り/Thunderous Wrath》
lands:17
2 《進化する未開地/Evolving Wilds》
7 《島/Island》
2 《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate》
2 《山/Mountain》
4 《急流の崖/Swiftwater Cliffs》
青赤にして呪文をチェーンしていくという部分に光を当てたバージョン。各フォーマットで禁止されている1マナドローを打ちまくり、安定して相手を焼いていく構成です。
しっかりと調整すれば、トップメタになりそうなパワーがあるデッキに仕上がると思います。
最後に
他にも果敢デッキなんかにもいいかと思います。殴れるので、アンブロ付与のスペルとも相性がよさそうです。
ダメージもインスタントとソーサリーに限定せずに誘発するので、アーティファクトやエンチャントを出し入れできる無限コンボなどとも相性がいいです。
「火付け射手」は間違いなくpauperにインパクトを与えるカードになると思いますので、いろいろな使い方を考えてみてください。